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2018年11月1日(木)

≪NECO × TV Bros. コラボ企画≫「山田孝之を探せ(スペシャル版)」第3回を公開しました!

題字:山田孝之



映画『デイアンドナイト』でプロデューサーを担当することが発表された山田孝之さんにインタビューをお願いしようとしたら、「山田孝之を探せ」という意味深な手書きの文字だけ残して、忽然と姿を消した…。
果たして山田孝之はどこに? この連載は彼をよく知る人々に”山田孝之という人”について証言してもらい、山田孝之を見つけるまでのドキュメント(?)である。



今回の証言者:
赤堀雅秋さん(劇作家・演出家・俳優・映画監督)

 今回、取材をした“山田孝之を知る人物”は、劇団「THE SHAMPOO HAT」の旗揚げメンバーで、舞台演出、俳優として活動。映画監督デビュー作となった「その夜の侍」で山田さんと仕事をした赤堀雅秋さん。

 赤堀さんは「その夜の侍」「葛城事件」とシビアな内容の作品を手掛けていて、どんな人かと思っていたけど、とてもソフトな語り口をされる方でした。そんな赤堀さん、「その夜の侍」の打ち合わせとして渋谷の飲み屋で山田さんと初めてお会いしたそうですが、その時は自身が初監督ということでいっぱいいっぱいで、会話はグダグダのまま終わってしまったとか…。山田さんも積極的に話すタイプの人ではないし、何か状況が浮かんできます。

 撮影では山田さんに、そこら辺にいる“やから”な兄ちゃんを演じてもらおうと、あえて具体的なことは言わない方向で演出をしたそうです。山田さんは、当初その演出に戸惑っていたようですが、撮影を重ねるうちに“やから”な男を体現していったそう。

 そんな山田さん、撮影中に赤堀さんにマイケル・ケイン著「映画の演技」という本を差し上げたとか。赤堀さんは「山田さんなりのコミュニケーションなんだなとうれしく思ったんですが、もしかしたら映画の勉強をしろという皮肉だったのかも(笑)」と冗談交じりで語っていましたが…。いえいえ、コミュニケーションの一環だったと思います。ちなみに、赤堀さんは取材前日にその事を思い出して、わざわざ本を持ってきて見せてくれました。赤堀さん、何ていい方なんだ!

 赤堀さんから見た俳優・山田孝之は「つかみどころがないというか、役者として底知れない感じがある」と。既成概念にしばられていないというのは、取材したどの人も一貫して感じていることのようで、改めて俳優・山田さんの深さを感じた次第です。

 さて、本題である“山田孝之はどこへ?”ですが、赤堀さんいわく「福田雄一さんか、ムロツヨシさんのところへ行けば会えるかも(笑)」とのこと。福田監督は現在放送中の連続ドラマ「今日から俺は!!」(日本テレビ系)の演出を手掛けているし、作品のサイトを見るとスペシャルゲストのラインナップに山田さんの名前があるではないか!! これは、福田監督のところに行くとホントに見つかるかも!?

※※お知らせ※※

・2019年1月26日公開
 山田孝之全面プロデュース 映画『デイアンドナイト』
 特設サイトはこちら

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題字:山田孝之



映画『デイアンドナイト』でプロデューサーを担当することが発表された山田孝之さんにインタビューをお願いしようとしたら、「山田孝之を探せ」という意味深な手書きの文字だけ残して、忽然と姿を消した…。
果たして山田孝之はどこに? この連載は彼をよく知る人々に”山田孝之という人”について証言してもらい、山田孝之を見つけるまでのドキュメント(?)である。



今回の証言者:
山口雅俊さん(プロデューサー・監督)

 今回、取材をした“山田孝之をよく知る人物”は、彼の代表作の1本である連続ドラマ「闇金ウシジマくん」シリーズ(‘10~’16年)で企画・プロデューサー・演出を手掛けた山口雅俊さん。

 山口さんが山田さんと初めて仕事をしたのは、フジテレビのプロデューサー時代に手掛けた連続ドラマ「ロング・ラブレター~漂流教室」(’02年)で、当時の山田さんはまだピュアなキャラクターを演じる俳優のイメージが強い頃。山口さんも彼がそのイメージに対してもがいているのを感じていたとか。

 そんな山田さんを闇金「カウカウファイナンス」の経営者であるウシジマ役に起用したのは、映画「クローズZERO」(‘07年)や連続ドラマ「白夜行」(‘06年)などで見せ始めた、繊細さや人間のダークな面を演じる姿が印象に残っていたこともあったよう。

 「ウシジマはアウトローだけど、清潔じゃなきゃいけない。それを出せるのは山田くんしかいないと思った」と語っていた山口さん。ウシジマのキャラクター作りは、ほぼ山田さんに一任していたそうです。山田さんがウシジマの盟友である情報屋の戌亥を演じる綾野剛さんと一緒に、ウシジマのメガネ選びをしに街に出掛けた…というエピソードなどを聞くと、撮影が始まる前から、彼の中に自分が表現しようとするウシジマ像があったことがうかがえる。

 山口さんによると、山田さんがウシジマをどう見せようとしているか、撮影している時には分からなかったその意図が編集している時に初めて見えてきたとか。そんな話からも、俳優・山田孝之のすごさが伝わってくるし、その頃から山田さんの中には“演出家”として、あるいはプロデュースとしての才能・センスが出始めていたのかもしれない。実際、山田さん演じるウシジマは当たり役となり、「闇金ウシジマくん」のドラマは第3シリーズまで作られ、さらに完結編となる劇場版まで作られるほどの人気作となった。

 それからの山田さんは堰を切ったように「勇者ヨシヒコ」シリーズ(‘11~’16年)や「荒川アンダー ザ ブリッジ」(‘11年)、「山田孝之の東京都北区赤羽」(‘15年)、「山田孝之のカンヌ映画祭」(‘17年)といった、ひと癖もふた癖もある作品に出演。山口さんが言う“決して人が想像するような答えを出してこない”という俳優・山田評は、まさにこれらの作品にもピタリと当てはまる気がするし、いわゆる世間一般が現在抱いている“俳優・山田孝之”のイメージも「ウシジマ」以降の作品からの印象が強いように思える。

 その後、山田さんは、同じく山口さんがプロデューサー・脚本・演出を手掛けた連続ドラマ「やれたかも委員会」(‘18年)にオアシス役で出演(DVD・Blu-ray BOXが11/9(金)発売)。この時も、山口さんは作品の編集している段階で、山田さんがどのような芝居をして主演の佐藤二朗さんをサポートしていこうとしていたのかを知って驚いたとか。

 ちなみに、山口さんに「今後山田さんにどんな役をやらせてみたいか?」と聞いてみたところ、「実際に起きた歴史的事件の容疑者や関係者を演じさせてみたい」という答えが。確かに、山田さんが現実に起きた事件の人物をどのように掘り下げて表現していくのか興味深い。これはぜひ実現してほしいところだ。

 さて、肝心の“山田さんはどこへ?”だが…。山田さんのことを“つかみきれないし、その行動も決して規則的ではない人”と捉えている山口さんによると“今この瞬間、時空のどこにいるかもよく分からない”とのこと。な、何と! もはや別の時空に行ってしまっているかもしれないとは…。果たして、山田さんを見つけることはできるのか!? どうやら、他の人からも話を聞いて、さらに山田孝之という人物を掘り下げていく必要がありそうです。

※※お知らせ※※

・2019年1月26日公開
 山田孝之全面プロデュース 映画『デイアンドナイト』
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・映画・チャンネルNECOでは、山田孝之の魅力に迫る特集『山田孝之総合研究所 Supported by デイアンドナイト』を2019年1月まで連続編成中!
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「映画『デイアンドナイト』スペシャル #2」を見てプレゼントを当てよう!
 2019年1月26日公開の映画『デイアンドナイト』を応援する番組「映画『デイアンドナイト』スペシャル #1」を見ると、『デイアンドナイト』劇場鑑賞券が3組6名様に当たるキャンペーンを実施します!
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 「映画『デイアンドナイト』スペシャル #2」 10/9(火) 28:15~、10/19(金)27:30~、10/21(日)7:00~、10/26(金)28:35~、10/30(火)28:25~  OA



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題字:山田孝之



映画『デイアンドナイト』でプロデューサーを担当することが発表された山田孝之さんにインタビューをお願いしようとしたら、「山田孝之を探せ」という意味深な手書きの文字だけ残して、忽然と姿を消した…。
果たして山田孝之はどこに? この連載は彼をよく知る人々に”山田孝之という人”について証言してもらい、山田孝之を見つけるまでのドキュメント(?)である。



今回の証言者:
山下敦弘さん(映画監督)、松江哲明さん(ドキュメンタリー監督)

──山田さんが意味深な文字だけ残して姿を消してしまい、連絡が取れず困っています。
松江 僕も連絡が取れなくて困っているんです(笑)。山田くんと会うのはほぼ企画の打ち合わせとかをする時で、普通に飲みに行ったりしたことはないんですよ。だから、プライベートな彼は知らなくて。
山下 僕も一緒に仕事をしている時は飲んだりするけど、プライベートで会うことはないですね。そこは山田くんも線を引いているというか。

──お二人ともプライベートで会っていないというのはちょっと意外です。
松江 ただ、「カンヌ(山田孝之のカンヌ映画祭)」後に構成の竹村(武司)さん、山下くん、山田くんと4人で慰安旅行に行ったんですよ。静岡の宿に行って一晩中ずっとテレビを見て。
山下 あれはホントにプライベートでしたね。別にしゃべるわけでもなく、みんなで浴衣を着てテレビを見て(笑)。
松江 翌日ウナギを食べて。
山下 ウナギ屋で1時間くらい待ちがあったので、時間を潰しがてら山田くんの運転で浜松をグルグル回ってましたね。
その時の山田くんがとても無邪気で。それはすごく覚えている。
松江 その後、六本木ヒルズでやっていたマーベル展に行って、山田くんがデザインしたキャプテン・アメリカの盾を見て、一緒に写真も撮りましたね(笑)。

──仕事の現場で会っている時の山田さんってどんな感じなんですか?
松江 まさに「赤羽(山田孝之の東京都北区赤羽)」や「カンヌ」の時のような感じ。
山下 僕らと現場で会っている時は、ちょっと半分仕事モードというか。山田くんとつるんでいると、小学生や中学生の頃の、男子だけのワクワク感、“男の子の部分”を引き出されるというか。河瀨(直美)さんから「ホントにあんたたち男子だね」って言われたことあるんですよね(笑)。だからかな、山田くん、松江くん、竹村さんの3人で何かやっていたら、ちょっと寂しいというか(笑)。何で誘ってくれなかったんだ! って。
松江 すごく分かる!(笑) そして山田くんは“思い立ったら即行動”という感じでとても行動力があるんだよね。
山下 フットワークが軽い人ですね。
松江 あと、人の才能、センスを見抜く力がすごいですね。人間的にしっかりしているけど、役者としてはもっとしっかりしているんじゃないかな。悩んでいた時期もあったと思うけど、それを乗り越えてきた人だから、他の役者さんたちからすごく尊敬されているんだと思う。

──お二人は、これからも山田さんと何かやっていきたいという思いが?
松江 いろいろ撮ってきたけど、いつもやり終えた時に“まだ何かできる”という気がして。そう思わせてくれた役者さんって彼が初めてだったんですよ。こちらも気付いていない力を引き出してくれる──“山田力”があるんですよね。
山下 彼とはここ4年ほど定期的につながっているからか、いち俳優と思えなくなってきていて、映画「ハード・コア」をやった時に、何か距離感が分からなくなっていて(笑)。良くも悪くも山田くんとの付き合い方や距離感は特別というか、独特で。次はまだ決まっていないけど、またいつか、とは思っています。

──そんな山田さん、どこに行ったんでしょうね?
松江 突然オーロラを見に行っちゃうような人ですからねえ。一方で、秋葉原でゲームをやっていても不思議じゃないし(笑)。とにかく、好きなモノに対する熱量はハンパないですからね。
山下 仮に1年間見つからなくても、彼は音楽が好きでスケジュールが合えばFUJI ROCK FESTIVALの会場に絶対にいるので、来年もきっと(笑)。まず“フェスをねらえ!”ですね。

──これは見つけるのが大変そうだなあ。す、すみません、もう一つだけ。山田さんは今回「デイアンドナイト」や山下監督の「ハード・コア」でもプロデューサーをされていますが、制作サイドの人間としての山田さんはいかがですか?
山下 松江くんは役者さんといろいろ仕掛けるのがうまいと思うんですけど…。
松江 いやいや(笑)。
山下 僕はそういうのは苦手な方で(笑)。ただ、山田くんが一緒にやる形になると、何か安心するところはありますね。別に彼は先頭に立つとか、リーダー的な存在にはなりたくないと思うけど。
松江 そうそう。プロデューサーも、自分が好きな才能や役者、監督を率いることで“作品がベストになるならやる”という感じなんですよね。
山下 彼がいると“何かできるんじゃないか”という刺激を受けるというか。気持ち悪い言い方かもしれないけど、山田くんが喜んでくれるならいいなと(笑)。そう思わせるところがありますね。
松江 (笑)。やったことがない事をやるのが好きなんでしょうね。演出にも興味があると思うし、いつか監督もやる気がします。でも、それは“自分が監督をやることで作品がベストになるなら”が前提にある、そんな気がしますね。
──ということは、今もやりたいことを探している最中なんでしょうかねえ…。


※※お知らせ※※

・2019年1月26日公開
 山田孝之全面プロデュース 映画『デイアンドナイト』
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 「映画『デイアンドナイト』スペシャル #1」 9/29(土) 15:40~ OA



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