ストーリー

第8話

 過去を思い出せないことに悩みを深める楊凡。一方、楊凡への想いを断ち切れない好児は、柳風骨の求めに応じ、楊凡は本物かどうかを見極める任務を引き受ける。好児は楊凡の誕生日に、酒楼を借り切って盛大な宴会を用意。やってきた楊凡に今も変らぬ想いを告げるが、かつて愛し合った日々は楊凡の記憶にはまったく残されていなかった。

 秦歌は錦繍山荘から、流星閣への資金援助をさらに引き出すことに成功。支援の礼として思思を食事に誘う。喜ぶ思思だが、憧れの秦歌と共にいるにもかかわらず、なぜか脳裏にちらつくのは楊凡の面影。偶然、酒楼で楊凡と好児が親密に語り合う姿を見てしまった思思は、「人の夫と密会している」と好児の品性をなじり、店を出る。

 宴会からの帰路、好児は楊凡に、半ば強引に思思との相性を占わせる。楊凡には「あなたは思思をただのおバカさんだと思っている」と結果を伝えた好児だったが、占い札には、思思こそ楊凡の「愛する人」だと書かれていた。

 その頃、楊凡の父・国正は「楚留香が西域の雪山派に囚われた」との知らせを受け、恩ある楚を救うべく、錦繍山荘の田文貴のもとへ相談に訪れていた。雪山派開祖の烏雲子とかつて深い交流があった田文貴は、雪山派の「水月古陣の地図」を交渉の切り札として携え、楊国正の楚留香救出行きに同道することに。同じ頃、江曼紅も楚留香を救って流星閣の名を上げようと、秦歌や柳風骨を伴い西域へ赴くことを決める。だが、楚留香拘束の知らせが楊国正や江曼紅の耳に届いた裏には、柳風骨を影で操る鉄仮面の策略があった。

 父が西域へ旅立ち、自由の到来と浮かれる思思は、再び江湖へ出ようと窓から部屋を抜け出す。

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