ストーリー

第7話

 呉半城らが到着した時、楊凡と田思思はすでに立ち去った後だった。ふたりは湖畔のあずまやで語り合う。なぜ自分を嫌うのかと問う楊凡。思思は、弱虫で意気地がなく、頭も悪かった子供時代の楊凡の思い出を語る。一方で、大人になり流星閣で修行した楊凡は昔よりずっと強くなったと認める。楊凡は、家族に心配をかけてはいけないと思思を諭す。

 深夜、鉄仮面をつけた岳環山が柳風骨のもとを訪れ、楊凡と関係のあった張好児に接触し、楊凡の正体をつきとめるよう命じる。

 その頃、楚楚は少林寺の無心大師のもとを訪ねていた。「香帥」こと楚留香の行方を捜すためだ。楚楚の亡き父は、臨終前に「楚留香殿が赤ん坊のお前を神兵山荘から連れてきた。出生を知りたければ彼に尋ねよ」と言い残していた。無心大師によると、楚留香は雪山派のもとへ向かった可能性があるが、実際に行ったかどうかはわからないと言う。

 自分にそっくりな男が「なぜ身分を奪った!」と言って斬り付けてくる夢を見た楊凡は、自分は一体何者なのかと悩みを深める。

 思思が目覚めると、そこは自分の部屋だった。眠っている間に黙って家に連れ戻されたことを知り、楊凡への怒りをぶちまける思思。父親の田文貴に叱られても、聞く耳を持とうとしない。

 深夜、物思いにふける江曼紅は、岳環山に嫁ぐ前日に楚留香と交わした会話を思い出した。

 秦歌は、男にからまれていた布売りの娘を助ける。その娘はかつて虎丘の戦いで助けた倩寧だった。夜、倩寧の家を訪れた秦歌は、英雄扱いされることへの不安を打ち明ける。

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