ストーリー

第20話

 本物の楊凡は死んでいた。張好児が墓を守っていると聞かされた楊国正は、かつて愛し合っていたふたりの、せめてもの穏やかな日々を願う。

 一方、田思思を篭絡しろと命じられた秦歌は、倩寧の小屋を訪ね、江曼紅への恩義と倩寧への愛の間で葛藤する気持ちを正直に告げる。倩寧はいつ戻ってきても待っていると思いを伝えつつ、任務を果たすよう秦歌の背中を押す。

 その頃、自らの過去を捜す楊凡は、見覚えのある崖にやって来た。崖の下の小屋で、落ちていた帯飾りを手に取ると、脳裏に「息子よ」と呼びかける男の声が。その声は、同じ帯飾りを持つ妹の存在を暗示していた。そこへ、虫不知の計略にはまって、崖から突き落とされた公子翌(=楚楚)が落下してくる。楊凡に救われた公子翌は、田文貴が死んだことを教え、悲しみに沈む田思思のもとへ帰るよう強く勧める。

 錦繍山荘には、江湖の人々が続々と弔問に訪れていた。長年の篭り修行に入っていたはずの岳環山も突然現れ、妻である江曼紅は驚く。岳環山は流星閣に戻ると、さっそく江曼紅から閣主の実権を取り返す。

 田思思は秦歌に励まされ、父の両替屋を継ぐことを決意するが、田文貴のいない両替屋は信用を失い、すでに手元には現金のない状態に陥っていた。

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