ストーリー

第10話

 使いの途中、思思の手紙を落としてしまった大牛。錦繍山荘に着いたものの物乞い扱いされた挙句、追い返されてしまう。助けるを求める思思の作戦は失敗に終わってしまう。

 田文貴と楊国正は、通りすがりに海沙派と金刀門の揉め事を解決し、雪山派のお膝元である西域の町に到着する。監視の目に気づいた楊国正は、田と別れ、旧友でもある現地の知事を訪問。雪山派の新掌門選びをめぐり、この町に江湖の各門派が集まってきていることを確認する。知事は、よそ者たちへの目配りと楚留香が囚われたという噂の調査を約束する。

 一方、宿で待っていた田文貴は、旧知の雪山派・欧陽司空の出迎えに応じて、一門の本拠地へ先に出発する。だが、その途中で欧陽が楊国正を迎えに行くため一行から離れた隙に、田は黒衣の男たちに襲われ、水月古陣の地図を奪われてしまう。それを見ていたのが、謎の白衣の男。男は黒衣の賊を一撃で倒し、地図を持ち去ってしまう。

 楊国正は知事の配下に、流星閣一行の元に案内される。江曼紅は、雪山派の元達に招かれて西域を訪れたという。実は雪山派では一番弟子の柳青が失踪し、二番弟子の元達と三番弟子の童絶が掌門の座を巡って対立を続けていた。田文貴は童絶に招かれて西域に来ており、楊国正は内紛の激化を感じ取る。

 楊凡の本心が掴めず思い悩む好児は、体調を崩し、医者から心労が原因だと告げられる。医者は、悩みが消えなければ治らない心の病だと見立てていた。しかし、柳風骨の後を引き継いだ鉄仮面の部下・虫不知に、楊凡の真贋を早く暴くよう催促され、費無極からは楊凡の結婚生活に波風を立てないように忠告されて、好児は孤立を深めていく。

 西域にやって来た公子翌(=楚楚)は、武器が入った荷物を白衣の男に奪われ、取り戻そうと手合わせするが、仮面を取られて、女であることを知られてしまう。男は「荷物を返して欲しければ、女の格好で会いに来い」と言い残して、姿を消す。

 思思は九龍寨で文字を教え、山賊たちとの触れ合いを深めていく。その矢先に、大牛の父が発作で急逝。思思は貧しい山賊たちに代わって葬式を出すために、錦繍山荘に手紙を書く。

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