作品解説

『新・上海グランド』(2008年夏・テレビ東京系)、
『神雕侠侶』(2007年春・チャンネルNECO)のホァン・シャオミン主演!

韋小宝(ホァン・シャオミン)康熙帝(ウォレス・チョン)韋小宝と7人の妻

北京五輪の閉会式でもジャッキー・チェンアンディ・ラウ
並んで登場し、その絶対的な人気を見せつけたホァン・シャオミン

日本でもチャンネルNECOで2007年に放送した『神鵰侠侶』や、
2008年夏に地上波で放送の『新・上海グランド』でも主演を演じ、
その人気が今まさに上昇中。

本作では『神鵰侠侶』のシリアスな英雄・楊過とは
正反対のキャラクター・韋小宝を主演。
博打が得意で武芸の腕はからっきし、口と頭はよくまわり、
7人もの妻を持つ破天荒なこのお調子者をコミカルに演じている。

また『花ざかりの君たちへ ~花様少年少女~』などで活躍する
台湾のウォレス・チョンが、 韋小宝と対照的な、
頭脳明晰・威風堂々とした清国皇帝・康熙帝を演じていることで、
単なるコメディではなく作品の重厚感にも貢献している。

主人公のお相手を務める女優達も、いずれ劣らぬ美女揃い。
ジャッキー・チェンや反町隆史とも共演した
香港のチェリー・イン
『連城訣』『天龍八部』で抜群の演技力を見せた
中国のスー・ツァンほか、
様々なタイプの美女が集う様は、まさに百花繚乱といった趣きだ。

原作の金庸著『鹿鼎記』は映像化作品が数多く、中でも有名なのが、
チャウ・シンチー主演の映画『ロイヤル・トランプ』シリーズや、トニー・レオン主演の香港TVBドラマだが、本作ホァン・シャオミン版は中国各地の放送局で軒並み最高視聴率を記録している。

武侠史上、最低(?)の規格外ヒーローが巻き起こす痛快歴史大河ロマン!

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中国文学界の至宝・金庸の、現時点での実質的な絶筆が
この「鹿鼎記」である。

多くの金庸原作ドラマを手がけた名プロデューサー、
ジャン・ジージョンが再登板。
原作そのままに破天荒なヒーローを描いたため、
中国政府からクレームがつき、
当初の放送予定が大幅にずれ込んだといういわくつきの本作。

宮中に暗躍する宦官から国家転覆を図る邪教集団、
果ては清を取り巻く列強までを手玉に取る
規格外のヒーロー・韋小宝の活躍に胸がすく、
痛快無比の娯楽超大作をどうぞ、お楽しみ下さい!!

あらすじ

揚州の妓楼(遊郭)生まれの少年「韋小宝」は江湖の侠客とともに北京へ向かう。
北京の紫禁城でひょんなことから宦官になりすました小宝。
持ち前の舌先三寸と運のよさで、時の清国皇帝・康煕帝と友人となった。

しかし、その一方でやはり口先と運で反清複明を掲げる天地会の幹部にもなってしまう。
さらには、謎の呪術を使う神龍教にも入り込み、滅ぼされた明国の姫であった尼僧・九難(碧血剣において出家した阿九)にも弟子入りするなど、敵味方お構いなく取り入り出世していく。小宝には様々な武術者から技が指南されるが、修行が大嫌いな小宝は上っ面だけを学び、ハッタリだけで江湖を渡り歩いていく。

そんな中、小宝は偶然「四十二章経」と言われる経文の存在を知る。
様々な組織が極秘裏に狙う8冊の「四十二章経」。その経文には全て集めることで、この江湖に多大な影響を あたえる秘密が隠されていた…

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原作者解説

金庸(Jin Yong、きんよう)

1924年生まれ。
1955年に中国の新聞社記者の傍ら、第一作『書剣恩仇録』を発表。
後に独自の新聞社を立ち上げ、政治評論家としての社説と共に武侠小説を連載する。
長編を中心に発表した15作品はいずれも中国・アジア圏で絶大な人気を誇り、その原作はこれまでに幾度と無く映画化、ドラマ化された。

また「少林サッカー」などで著名なチャウ・シンチー熱心な金庸ファンであることが知られており、本作『鹿鼎記』を原作とした『ロイヤルトランプ』『ロイヤルトランプ2』で主演したほか、2006年に公開した「カンフー・ハッスル」では、登場人物に金庸作品「神雕侠侶」の主役カップルの名前をギャグとして組み込んでいる。

金庸原作の映像作品は、中華芸能界にも多大な影響を与えており、現在では世界的俳優となっているトニー・レオンアンディ・ラウがブレイクしたきっかけも、1984年に制作されたTVドラマ『鹿鼎記』であるとされる。

今回の原作「鹿鼎記」(全8巻:ハードカバー)は徳間書店より出版、文庫版も12月から順次発売されている。