飛虎山の塞主・竇令侃(とう・れいかん)は、鉄摩勒(てつ・まろく)を連れて長安の玄関口、鶏鳴鎮のとある酒楼にいたが、とある女侠を待伏せするために酒楼を占拠した、安録山(あん・ろくざん)の手下である王龍客(おう・りゅうかく)達によって追い出される。
そこに現れた女侠は襲撃を受け抵抗するが、王龍客の武芸は段違いで鉄摩勒の加勢があっても苦戦を強いられた。その場は竇令侃の機転によって難を逃れたが、女侠は名乗らずに去っていく。
鉄摩勒と竇令侃は、”河間剣客”こと段圭璋(だん・けいしょう)に、飛虎山に突如やってきた強敵・精精児(せいせいじ)を倒すため、協力を要請するために旅をしていたのだった。
鉄摩勒叔父でもあり、竇令侃の義弟である段圭璋だったが、深い考えがあって、その協力には承服しなかった。 帰り道、2人を見送りに来た段圭璋の妻・線娘(せんじょう)から、段圭璋の本心を伝えられた竇令侃は喜んだが、その後、線娘は王龍客によって捕らえられてしまった…


















