「バンザイ岬」
| 解説 |
トシ子は夫をサイパン島の戦争で失ってから、娘・百合子と息子・武男を日本に残してグァム島にわたり現地人と再婚した。そして、14年の歳月が流れ、百合子が結婚するという知らせを受けたトシ子は故国の土を踏む。しかしなぜか子供たちは母を避けるようにしていて心が通じあわない。やがて、トシ子は百合子の結婚する相手が48歳で、しかも子供のいる会社の重役であることを知って驚く…。
グァム島に定住した母親と戦後の日本に育った子供とのふれあいから、日本人にとって故国とは何なのかを問う。
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| 備考 |
バンザイ岬とはサイパン島の北端にあり、サイパン島陥落の際、多くの日本女性が子供の手をひいて“バンザイ”を叫びながら岬の崖から海に身を投じたことに由来しています。
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| 作品データ |
モノクロ作品・単発
初回放映日=1969年1月3日 金曜日 21:00~22:00 NHK
演出=山田勝美
作=木下惠介
音楽=木下忠司
出演=大空真弓(トシ子の娘・百合子)、菅井きん(トシ子)、石立鉄男(トシ子の息子・武男)、千石規子、中原早苗、田武謙三
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土曜劇場
「きんらんどんす」
| 解説 |
東京・下町の古い暖簾を誇る呉服店・芳野屋を舞台に、押し寄せる近代化の波の中で23歳の多感な年ごろの娘・梢が古い暖簾を守りながら、様々な人間との葛藤の中で真実の愛を求めて生きる姿をほのぼのと明るく描いていく。
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| 作品データ |
モノクロ作品・全8話
初回放映日=1969年3月1日~1969年4月19日
毎週土曜日 21:30~22:30 フジテレビ系
演出=大野木直之
作=西島 大
出演=松原智恵子(及川梢)、池部良(梢の亡き姉百合の夫・大曾根)、石立鉄男(繊維問屋の次男坊・藤村俊郎)、森川信(梢の父・錦吾)、桜井センリ(梢の腹ちがいの兄・謙一)、藤間紫(梢の叔母・雅乃)、川辺久造(俊郎の兄・和夫)、山本陽子(梢の親友・稲葉ひろ子)、姫ゆり子、古今亭志ん朝、堀雄二、高峰三枝子、荒木道子、中山千夏、梶健司
※ゲスト出演者が含まれています。
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「仇討ち 春雪非情」
| 解説 |
1話完結「仇討ち」シリーズ全26話の第23話にあたる。
前途多難な儒学者・山本孫三郎と虚無と執念に取り憑かれながら、孫三郎を父の仇とつけ狙う男・忠之丞のコントラストを織り交ぜながら討たれた者には同情が薄く、討った者には拍手が送られるという<仇討ち>の非情さと虚しさを描いていく。
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| 備考 |
「仇討ち」は1968年10月2日から放送が始まった、毎回“仇討ち”をテーマにした1話完結全26話の時代劇シリーズです。以下にシリーズのエピソード・タイトルを列挙しておきます。
第1話「武士道無情」(主演=中村賀津雄)、第2話「ひとごろし!」(主演=三木のり平)、第3話「仇討ちごよみ」(主演=山本学)、第4話「敵討ち母子連れ」(主演=辰巳柳太郎)、第5話「剣と恋と」(主演=加藤剛)、第6話「よじょう」(主演=田中邦衛)、第7話「うんぷてんぷ」(主演=芥川比呂志)、第8話「二人の荒木又右衛門」(主演=木村功)、第9話「喧嘩ざむらい」(主演=山崎努)、第10話「果てしなき復讐」(主演=橋本功)、第11話「或る日の大石内蔵助」(主演=芦田伸介)、第12話「討たれの旅に」(主演=宗方勝己)、第13話「逃げろ!研辰」(主演=松山英太郎)、第14話「灘波村の仇討ち」(主演=藤山寛美)、第15話「幕末無頼」(主演=夏八木勲)、第16話「仇討ち選手」(主演=あおい輝彦)、第17話「返り討ち崇禅寺馬場」(主演=高橋悦史)、第18話「その影を斬れ」(主演=長谷川明男)、第19話「助太刀屋助六」(主演=ジェリー藤尾)、第20話「夫婦剣法」(主演=長門裕之、大原麗子)、第21話「横笛を吹く侍」(主演=若林豪)、第22話「邪宗異聞」(主演=草間靖子、信欽三)、第23話「本作」、第24話「仇討ち出世譚」(主演=田中明夫)、第25話「間違えた敵討ち」(主演=田村正和)、「仇討禁止令」(主演=里見浩太郎)
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| 作品データ |
モノクロ作品・単発
初回放映日=1969年3月5日 水曜日 20:00~20:56 TBS系
原作=長谷川伸(「山本孫三郎」)
監督=吉村公三郎
脚色=新藤兼人
出演=細川俊之(山本孫三郎)、石立鉄男(忠之丞)、永井秀明、津島恵子、利根はる恵、小松方正
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NHK劇場
「ふるさと」
| 解説 |
達二は失恋して故郷へ帰ってきた。畑仕事の合い間にハタ屋で働いている母・きんは、達二の突然の帰郷に不安を感じながらも喜びを隠せない。高校進学よりも農業をする方がよいという弟・末男は大喜びで兄を迎える。未亡人の兄嫁・やす子は相変わらず無口でせっせと働いている。ある夜、きんは達二たちと酒を飲みながら、やす子に「好きな人がいたら再婚すればいい」と語り、和やかな一夜を過ごした。翌日の夕暮れ、信州から峠を越えてきたという娘・幸子が足に怪我をして達二の家に転がり込んできた…。
夜祭りも間近な秩父の町を舞台に、都会の生活に疲れた青年が、ふるさとで生活する素朴な人々との交流から心の安らぎを得ていくホームドラマ。
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| 作品データ |
モノクロ作品・単発
初回放映日=1969年3月27日 木曜日 21:40~22:30 NHK
演出=松井恒男
作=楠田芳子
出演=三益愛子(達二の母・きん)、石立鉄男(達二)、北原早苗(達二の義姉・やす子)、大川栄子(幸子)、小島基行(達二の弟・末男)、吉村実子
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名脚本家・松木ひろし+俳優・石立鉄男が出会ったドラマ
「S・Hは恋のイニシアル」
| 解説 |
毎朝新聞文化部でテレビ・ラジオ欄を担当することになったかけ出し記者・結城一平(布施明)はスタジオの取材でも失敗ばかり。しかし、S(Scoop)とH(Honor)を青春の目標に、社会部の同じく新入社員・坂田竜馬(石立鉄男)とがっちりスクラムを組んで仕事に恋に邁進していく。S・Hはまた、一平の周囲に現われる娘たちの頭文字でもある。加えて、テレビ・ラジオ欄を担当する一平が毎回取材しにいく歌やショー場面
、著名人へのインタビューなどが見どころのひとつになっている。
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| 備考その1 |
脚本・松木ひろし+主演・石立鉄男といえば、「おひかえあそばせ」(1971)、「気になる嫁さん」(1971)、「パパと呼ばないで」(1972)、「雑居時代」(1973)、「水もれ甲介」(1974)、「おふくろさん」(1975)、「気まぐれ天使」(1976)、「気まぐれ本格派」(1977)、「玉
ねぎむいたら…」(1981)という具合に長きに渡ってホーム・コメディを世に送り出していたコンビといえます。
あるいは、「S・Hは恋のイニシアル」(1969)がなければ、上記作品群も存在しなかったのかもしれません。ちなみに、全14話中、松木ひろしが脚本を担当したのは11話分、向田邦子が2話分、残り1話を馬島満が担当しました。
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| 備考その2 |
本放送の始まる一週間前(1969年4月21日 20:00~20:56)には、「S・Hにがんばる布施明の魅力」(ナレーター・中村メイコ)を放送しています。そこに共演者である石立鉄男が顔を出しているかは不詳。
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| 作品データ |
カラー作品・全14回
初回放映日=1969年4月28日~1969年7月28日
毎週月曜日 20:00~20:56 TBS系
演出=秦幸三郎、岩内克巳、鍛冶昇ほか
脚本=松木ひろし、向田邦子、馬島満
出演=布施明(結城一平)、石立鉄男(坂田竜馬)、森繁久弥(一平の父・重太郎)、中村竹弥(竜馬の父・金五郎)、伊東ゆかり(しのぶ)、大坂志郎(平山文化部長)、梓英子(平山の娘・節子)、小山ルミ(羽佐間スミレ)、ジュディ・オング(羽佐間小夜)、月丘千秋(小夜の母・静子)、左とん平、大原麗子、深山ゆり、砂塚秀夫、西崎緑、宮尾たか志、中村晃子、毒蝮三太夫、竹脇無我、森進一、戸川昌子(作家・佐々木文子)
※ゲスト出演者が多数含まれています。
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夜のグランド劇場
「えり子とともに」
| 解説 |
短大一年生のえり子の学生生活を中心に描いたホームドラマ風の作品。ちなみに原作では、父と娘の交流を中心に、ひたむきに女性としての幸福を追求する作品だったが、テレビドラマ化するにあたって脚色された。
石立鉄男は河村家の長男・健太郎が北海道の大学から帰省する折、連れ帰ってくる大学の先輩という役どころで第6話~第10話(チャンネルNECO調査隊調べ)の登場となる。
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| 備考 |
もともと内村直也原作のラジオ・ドラマで、1949年10月5日(水)21:00~22:00の第一回放送から、放送日時の変更などを経て1952年4月3日(木)20:30~21:15の最終回まで2年半にわたり、NHK(ラジオ)で放送され『えり子』ブームを巻き起こしました。このとき、えり子(声)を演じたのは阿里道子でした。
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| 作品データ |
モノクロ作品・全13話
初回放映日=1969年6月12日~1969年9月4日
毎週木曜日 21:30~22:26 日本テレビ系
原作=内村直也
演出=池田義一
脚本=岡本克巳、小川勝也、中井多津夫、布施博一
出演=山村聡(河村壮太郎)、内藤洋子(壮太郎の娘・えり子)、野添ひとみ(えり子の姉・佳代子)、山本紀彦(えり子の兄・健太郎)、高峰三枝子(評論家・伊佐早千鶴子)、松山省二(笠原)、加藤治子(由紀)、石立鉄男(健太郎の先輩・高田)、中島葵(信子)、前田吟(信子の恋人・時田)、谷口香(えり子の従妹・圭子)、和田浩治(佳代子の同僚・石上)、山岸映子(えり子の同級生・栄子)、藤岡道子(えり子の友人・紀子)、松本めぐみ(郁子)、青木一子(令子)、斎藤里花(正子)、高林由紀子、田代高子、翠潤子、高城淳一、外野村晋、渡辺篤
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「見合い恋愛」
| 解説 |
「結婚は見合いに限る」と信じて疑わない、これまで87組の縁談をまとめた主婦・菅野美津江と、それに反発する家族たちの微笑ましいエピソードで綴るホームドラマ。
菅野家を中心に、毎回ゲストを迎えて年ごろの娘や息子たちに持ち込まれる結婚問題や縁談話の中に千差万別
の人間模様が展開されていく。
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| 備考 |
第7話で石立鉄男演じる健太郎がマニラに出張する設定なので、第8話~第11話には出演していないようです。第12話で1カ月のマニラ出張から帰ってきます。
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| 作品データ |
カラー作品・全13話
初回放映日=1969年8月18日~1969年11月10日
毎週月曜日 21:00~21:56 日本テレビ系
演出=小野田嘉幹、山田達雄
脚本=寺島アキ子、窪田篤人
出演=藤間紫(菅野美津江)、若原雅夫(美津江の夫・甲作)、石立鉄男(美津江の長男・健太郎)、山本陽子(宗像千春)、野添ひとみ(美津江の長女・加代)、由美かおる(美津江の次女・多美)、瞳麗香(甲作の姪・利子)、月丘夢路(お花の先生・井上豊苑)、浜田光夫(多美のボーイフレンド・小田)、児玉
清(加代の夫・武雄)、山口崇(甲作の部下・泉)、梶芽衣子(美津江の姪・加奈子)、高橋悦史(若井社長)、岩崎加根子(ヨシ子)、宮本信子(悦子)、工藤堅太郎(悦子の恋人・松本)、中丸忠雄(山岡雄一郎)、白木マリ(雄一郎の元妻・小夜子)、竹脇無我(小田の先輩・青木圭介)、北川美佳(青木の婚約者・妙子)、幾野通
子(加津江)、水沢有美(加津江の娘・早苗)、原田糸子(スチュワーデス・三矢子)、田村奈美(三矢子の姉・一乃)、長谷川明夫(健太郎の大学の先輩・鳳)、武内亨(甲作の部下・志村宏)、西岡慶子(マサエ)、田島和子(千春の友人・高山怜子)、松山照夫(大工の忠さん)、露口茂(呉服屋の若主人・信彦)、弓恵子(加代の知人・節子)、木村功(西条雄吉)、南風洋子(木下秋子)、鮎川いづみ(多美の同僚・小田切陽子)、武藤章生(陽子の恋人・中川光男)、早川保(千春の見合い相手・崎山修次)、原田清人(大学講師・石辺)、町田博子(美津江の旧友・篤子)、勝呂誉、波野久里子、月丘千秋、加茂良子、細川俊之、岡田真澄、磯村みどり、横山リエ、英太郎、岡田由記子、中北千枝子、石山律、小谷野美智子、坪内美詠子
※ゲスト出演者が多数含まれています。
サブタイトル=話数「サブタイトル」(放映日)
第1話「ひょうたんから駒」(8.18)、第2話「恋する年ごろ」(8.25)、第3話「おふくろと恋人」(9.1)、第4話「愛情テスト」(9.8)、第5話「二度目の二人」(9.15)、第6話「素敵なライバル」(9.22)、第7話「青空と恋人」(9.29)、第8話「見合い作戦3対1」(10.6)、第9話「おいらの女房」(10.13)、第10話「見合い異議あり」(10.20)、第11話「九年目の見合い」(10.27)、第12話「恋のまわり道」(11.3)、第13話(終)「実りある日」(11.10)
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