NHK劇場
「ふりむくなマリー」
| 解説 |
日米ハーフ・マリーとジョージの二人だけの物語。
アメリカ人を父に持つジョージは周囲から特別扱いをされている。そんな偏見から逃れたいのと、アメリカで何か大きなことをやりたいと、彼は横浜港から渡米しようと決意する。マリーもまたジョージとともに日本脱出を決意するが、自分を育ててくれた祖母を一人残していくわけにもいかない。やはり、日本人として生きていくべきではないのか…、マリーは出帆の日の明け方、まだ眠っているジョージのもとを去っていく…。
ストーリー重視で見せるのではなく、横浜に見られる若者の青春像と将来の選択を、マリーとジョージの会話を通
してドキュメンタリー・タッチで描く。
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| 備考 |
| 当時のテレビ欄を見ると、タイトルの後に「横浜港にて録画」とあります。ゆえに本作品は当時、非常に高価なビデオ録り作品だった可能性があります。
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| 作品データ |
モノクロ作品・単発
初回放映日=1965年1月8日 金曜日 21:40~22:30 NHK
演出=阿部 弘
作 =宮本 研
音楽=間宮芳生
出演=吉村実子(マリー)、石立鉄男(ジョージ)
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ナショナル劇場
「光る海」
| 解説 |
大学の卒業式の日、男子学生7名、女子学生40名という構成の野坂孝雄たちの英文科では女子学生たちの振り袖姿で花が咲いたようだった。その中で美枝子だけは髪をひっつめ、黒いスーツという姿だった。美枝子が推さないとき、夫と別
れた母・雪子がバーを経営しているということが、彼女には素直に着飾る気持ちにさせなかったのである…。
病院長の父を持つ野坂家、会社の部長を父に持つ葉山家、そして母娘のふたりで暮らしている石田家と、それぞれの家庭を背景に現代の若者たちの姿を描いていく
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| 備考その1 |
| 「光る海」は1962年、石坂洋次郎が新聞小説として発表した青春物で、1964年正月映画(1963年12月26日封切)として日活が中平康監督、吉永小百合主演で映画化しました。
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| 備考その2 |
| 主題歌を石田美枝子演じる鰐淵晴子が歌っています。
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| 作品データ |
モノクロ作品・全13話
初回放映日=1965年2月15日~1965年5月10日
毎週月曜日 20:00~20:56 TBS系
原作=石坂洋次郎
演出=篠原庸、柳井満
脚本=松木ひろし、井出俊郎
音楽=いずみたく
出演=鰐淵晴子(石田美枝子)、石立鉄男(野坂孝雄)、山本陽子(葉山和子)、大坂志郎(孝雄の父・淳平)、松村達雄(和子の父・伸三)、加藤治子(美枝子の母・雪子)、文野朋子(孝雄の母・里子)、田辺靖雄(孝雄の弟・次郎)、松本めぐみ(孝雄の妹・珠子)、三宅邦子(和子の母・ゆみ子)、いしだあゆみ(和子の妹・久美子)、英百合子(婆や)、黛ひかる(栄子)、北村総一郎(浅沼一郎)、沢村貞子(牧師の妻)、松山英太郎(向井達夫)、千秋実(和子の叔父・矢崎庄二郎)、宮口精二(渡辺教授)、佐野周二、石坂浩二、佐々木功
※ゲスト出演者が含まれています。
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日曜劇場
「都ぞ弥生」
| 解説 |
大岡宇一郎は札幌郊外にペケレット湖という私有の湖をもつ牧場主だ。彼は観光事業を経営するのが夢だったが、いまは牧場も人に任せて情熱を失っていた。母親がわりをして大岡家をきりもりしていた長女・蕗子の結婚を機にフランスにいた次女・峯子が帰ってきた。峯子が帰ってくる日、宇一郎は空港でかつての恋人・志乃に偶然再会する。宇一郎の長男・大志は医学生で、宇一郎の仕事を継ぐ気はなく、いつも宇一郎と衝突していた。久し振りに家に帰ってきた峯子は一家の人々の心情が湖の風景に似て冷めたものだと思えたが、帰国歓迎パーティが始まると、心温まる家族の歌声が流れ出した…。
北海道の雄大な原生林に囲まれた湖のほとりに住む一家の物語。
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| 備考 |
| 舞台となる湖や札幌付近の国道、千歳空港など、フィルムとVTRを使い分けてロケーションを行ない、北海道の風景をふんだんに盛り込んでいるそうです。
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| 作品データ |
モノクロ作品・単発
初回放映日=1965年9月19日 日曜日 21:30~22:30 TBS系
原案=寺久保友哉
演出=甫喜本宏
脚本=林秀彦
出演=三津田健(大岡宇一郎)、本山可久子(宇一郎の長女・蕗子)、小川真由美(宇一郎の次女・峯子)、石立鉄男(宇一郎の長男・大志)、反田弘子(湖代)、友田優子(雪代)、菅野忠彦(土井)、三宅邦子(志乃)
注:湖代役の反田弘子について、資料によっては友田弘子とある。
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1966年モンテカルロ国際テレビ祭参加作品
テレビ指定席「駅」
| 解説 |
| 真夏の昼さがり。上野発12時30分の急行盛岡行き列車になぜか乗らなかった三組の男女がいた。
真造と妻・ためは見送りにきた息子夫婦と共に、列車の中で発車を待っていた。それは、ガンを宣告された真造に生まれ故郷で穏やかなひとときを過ごしてもらおうと考える肉親たちの心づかいからだ。しかし、真造は自分の病気のことに気づいている…。
昭との離婚を決意した里子は、実家に帰るため上野駅へきた。それを知った昭も駆けつけてくる。里子は平穏無事な生活を送っていることに物足りなさを感じているのだが、それが昭にはまったく理解のできない。
病気の母親を見舞うために帰郷するチエを追って、上野駅にきた輝夫だったが既に列車は発車していた…。しかし、チエは待っていた。輝夫は混雑する駅で結婚を申し込む。
真夏の上野駅を舞台にして展開される三組の男女の愛を描き出し、現代に生きるということをテーマに描く。
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| 備考 |
| 1965年7月下旬から8月はじめにかけて上野駅構内でロケを行ない、群衆の中を激しく動き回って出演者を手持ちカメラで撮影したそうです。また、音楽は一切使用せず、上野駅で収録した音だけで構成されています。加えて、本作品は1966年モンテカルロ国際テレビ祭に出品する作品として制作されました。
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| 作品データ |
モノクロ作品・単発
初回放映日=1965年12月4日 土曜日 20:30~21:30 NHK
演出=深町幸男
作 =岡本克巳
出演=宮口精二(真造)、村瀬幸子(真造の妻・ため)、小林千登勢(里子)、佐藤慶(里子の夫・昭)、吉村実子(チエ)、石立鉄男(輝夫)、木田三千雄(木山) |
「刑事(でか) ある青春の記録」
| 解説 |
東京都田原区という架空の区を設定し、そこにある下田原署につとめる個性豊かな刑事たち6人の活躍を描く。
「刑事」(全12話【ただし、第11話の原版は現存していない】)の第10話にあたる。
観光会社の重役の息子・片瀬正一が鈍器で殴られ重症を負うという事件が起こった。下田原署は、犯人を正一の幼なじみ・山口哲と断定して行方を追う…。
ダンプの運転手をしている哲は、恋人の弓子の就職を頼んだ正一が、就職をエサに弓子を乱暴したことを知り、正一を殺そうとしたのだ。一方、正一の父・健蔵は息子の事件を金で解決しようとする…。
貧しさゆえに精一杯生きている若い男女と、享楽的な父子とを対比して、理由がどうであれ罪を犯した人間は逮捕しなければならないという刑事たちの心情を描く。現代社会の矛盾を衝いたエピソード。
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| 備考 |
本エピソードの演出を担当しているのは森川時久。石立鉄男初期の代表作「夏」の演出家であり、佐藤オリエ(当時:佐藤織江)のデビュー作でもあるテレビシリーズ「若者たち」(のちに映画化され、映画版には石立鉄男も出演)の演出家でもある。
そういう意味においては、演出=森川時久、エピソード主演=石立鉄男、佐藤織江という取り合せは、初期の俳優・石立鉄男を知る上で貴重な作品である。 |
| 作品データ |
モノクロ作品・ゲスト出演
初回放映日=1965年12月14日 火曜日 20:00~20:56 フジテレビ系
原案=五社英雄
演出=森川時久
脚本=清水邦夫
音楽=津島利章
出演=森川信(中条刑事)、中谷一郎(東部長刑事)、田中邦衛(南原刑事)、井川比佐志(西原刑事)、青木義朗(白川刑事)、今橋恒(北島刑事)、佐藤京一(青島刑事)、橋本功(竹山刑事)、石立鉄男(山口哲)、佐藤織江(哲の恋人・弓子)、関戸純方(片瀬正一)、金子信雄(正一の父・健蔵) |
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