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ドラマ出演作品一覧

石立鉄男
石立鉄男デビュー作
火曜劇場「まごころ」

解説
有賀家の向かいのアパートに野々宮清子、ふみ子という美しい姉妹が越してきた。窓越しにふみ子と視線があったとき、弘の心はときめきを覚える。それからというもの弘は向かいのアパートの窓に注意をひかれるようになっていた。当然のことながら、ふみ子が胸を病んでいることを弘は知らない…。美少女に対する高校生の淡い恋心に焦点をあてた詩情豊かな作品。

備考その1
1953年(昭和28年)に小林正樹監督が監督第一回作品を撮るに際して、木下惠介監督がその門出を祝って書き下ろしたのが「まごころ」です。そして、この映画版「まごころ」は、石浜朗とこの年改名した野添ひとみ(改名前は本名の野添元子だった)の主演で1953年1月29日・松竹系劇場で封切られました。テレビドラマ版「まごころ」は、これを山田太一が脚色してリメイクされたものです。

備考その2
当時、俳優座養成所に学んでいる新人・石立鉄男が初めて主演に抜擢され、ふみ子役は文化座附属研究所を経て、この年(1963年)文化座の座員となった佐々木愛が演じています。

備考その3
1963年7月22日・月曜日・20:00~の月曜劇場枠で急遽再放送が行なわれています。理由は百回記念(「火曜劇場」から「月曜劇場」に移行した番組枠の通 算回数だと思われる)の為、山本富士子主演「お母さんの骨をもらって歩けた」(1963年9月2日放送)を放送する予定が、山本富士子が7月19日・朝、盲腸炎で倒れたために差し替えられたということです。

作品データ
モノクロ作品・単発
初回放映日=1963年3月19日 火曜日 20:00~21:00 フジテレビ系
原作=木下惠介
演出=小川秀夫
脚色=山田太一
音楽=木下忠司
出演=石立鉄男(有賀弘)、佐々木愛(野々宮ふみ子)、下條正巳(弘の父・有三)、荒木道子(弘の母・邦子)、細川ちか子(いち)、中山由美子(みどり)、原知佐子(ふみ子の姉・清子)、大滝秀治(ふみ子のおじ)




昭和38年度芸術祭奨励賞第一席受賞作品
夜の十時劇場「夏」
解説
大学入試に失敗し、目下浪人中の河合四郎は、外房にある小さな漁師町で酒屋を営む庄太郎としげの次男坊。戦前は村でもひとかどの地主だった庄太郎は、農地開放のときに自家耕作地まで小作人にやってしまった善人である。家のために進学を断念し、若くして商売の道に入った兄・一郎はスーパーマーケットの支配人として腕を振るっているが、自分が果 せなかった大学進学の夢を弟・四郎に託している。しかし、四郎は進学よりも好きな機械いじりをしたかった。そんな彼のこころの拠り所は高校時代の同級生で四郎の店の手伝いをしている田村光子だった。二人はお互いにほのかな想いを寄せ合っている…。一人の平凡な青年がひと夏の間に恋愛、進学問題、身近な人間の生死などをとおして複雑な社会の中で人間らしく生きようとする姿を描く。

備考その1
1963年9月末から10月初めにかけて千葉県の大原でロケが行なわれたそうです。

備考その2
昭和38年度芸術祭奨励賞第一席(資料によっては、「昭和38年度芸術祭テレビ・ドラマ部門 文部大臣賞」という記載もある)を獲得したため、1964年1月11日・土曜日の「夜の十時劇場」枠(22:00~23:30)で再放送されました。

備考その3
本作品は神奈川県横浜市中区にある「放送ライブラリー」(JR関内駅下車)の視聴覚ブースで視聴することが出来ます。

作品データ
83分・モノクロ作品・単発
初回放映日=1963年11月16日 土曜日 22:00~23:30 フジテレビ系
演出=森川時久
脚本=山内 久
音楽=佐藤 勝
出演=石立鉄男(河合四郎)、吉村実子(田村光子)、織田政雄(四郎の父・庄太郎)、清洲すみ子(四郎の母・しげ)、森幹太(四郎の兄・一郎)、加代キミ子(一郎の妻・初枝)、林寛(和造)、桜むつ子、浜村純


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